住宅ローン審査、通るか不安だった我が家が選んだ道。住宅メーカー指定ローンのメリットと注意点


✏️初めに

住宅購入で避けて通れないのが「住宅ローン審査」。
我が家も「本当に通るのかな?」「年収や職業で落とされるかも…」と、不安でいっぱいでした。

最終的に私たちは、**住宅メーカーから紹介された金融機関(JAバンク)**で契約しましたが、その背景にはいろいろな理由がありました。
今回は、審査前に調べたこと、審査を受けて感じたことをリアルに書いていきます。


📚 1. 審査って何を見られてるの?

住宅ローン審査では、以下のようなポイントがチェックされます:

  • 年収・勤務先・勤続年数
  • 借入希望額と返済期間
  • 他の借入(車のローンやカードローン)の有無
  • 健康状態(団体信用生命保険の加入可否)
  • 信用情報(クレジットカードの支払い遅延歴など)

豆知識: 審査には「事前審査」と「本審査」の2段階があります。
事前審査は数日で結果が出ますが、本審査では書類提出や物件評価も行われます。


🏢 2. 我が家は住宅メーカー指定の金融機関で申し込み

住宅展示場でプランが決まりかけた頃、営業さんからこんな提案がありました。

「提携している金融機関がありますので、スムーズに審査が進みますよ」

具体的には、**JAバンク大阪(変動金利)**を紹介されました。

🟢 住宅メーカー指定ローンのメリット

  • 審査の進行がスムーズ(営業担当が手続きをサポート)
  • 提携特典(例:金利優遇、諸費用の割引)が受けられる
  • 書類のやり取りが簡素化される(メーカーが代行してくれる部分も)

🔴 注意点・デメリットもある

  • 金利が必ずしも最安とは限らない
  • 他行との比較検討が甘くなりがち
  • 契約後に「もっと安いところがあった」と後悔するケースも

🔍 3. 比較検討してわかった、見逃しがちな審査ポイント

事前に自分で調べていて、「これは見落としがちだな」と思った点もいくつかあります。

  • カードのリボ残高やショッピング枠も審査対象になる
     → 実際には使っていなくても、枠があるだけでリスクと判断されることも。
  • 車のローンやスマホの分割払いも“借入”として扱われる
     → 「完済証明書」の提出を求められることもあります。
  • 住宅ローン審査に通っても、団信(生命保険)で落ちることがある
     → 健康状態の告知が必要。持病や通院歴がある場合は要注意。

👩‍❤️‍👨 ペアローンを検討 → でも断念しました

当初は、夫婦でペアローンを組むことを一度は真剣に検討しました。
妻もフルタイムで働いており、共働きであれば返済の見通しもより安心になると考えたためです。

しかし、ちょうど妻が妊娠中で、育休取得前のタイミングだったこともあり、金融機関によっては以下のような指摘がありました:

  • 今後収入が一時的に減る可能性が高い」と判断される
  • 「育休中の収入証明が難しいため、安定収入と見なされない」
  • 「審査通過の確実性が下がるため、単独申込を勧める」との説明

私たちも最終的には、リスクを避けるために夫単独名義での住宅ローンに決めました。
将来的に収入状況が安定したら、借り換えや繰り上げ返済などで対応していこうという方針です。

当初は夫婦でペアローンを組むつもりでした。
共働き世帯であるため、借入可能額の上限も高くなり、より柔軟な資金計画が立てられると考えたからです。

しかし、妻がちょうど妊娠中で育休取得前というタイミングだったため、以下のような事情からペアローンは断念することになりました。

  • 育休期間中の収入が安定しないと判断されるリスク
  • 育休予定があると、金融機関が収入証明を評価しづらい
  • 一部のローン会社からは「単独ローンの方がスムーズ」との説明もあった

結果として、夫単独で住宅ローンを契約することに決定しました。


📆 なぜ40年ローンにしたのか?

夫単独での借入になると、どうしても借入可能額に限界が出てきます。
また、月々の返済額をできるだけ抑えて、出産や子育ての出費に備えたいという思いもありました。

そのため、私たちは以下の理由から**40年ローン(JAバンク・変動金利)**を選びました。

  • 月々の支払額を抑えることで、家計に余裕を持たせる
  • 将来的に繰り上げ返済や借り換えを視野に入れる
  • 教育費・生活費が増えるタイミングにも柔軟に対応できる

もちろん、返済期間が長くなることで総返済額は増えるというリスクも理解しています。
それでも、今後のライフステージの変化(出産・育児)に合わせて柔軟に動けることを重視し、この選択に落ち着きました。


💡 ワンポイントアドバイス

ペアローンは確かに魅力的な制度ですが、「ライフイベントとタイミング」が噛み合わないと成立しづらい面もあります。
同じような状況の方は、「無理にペアローンにこだわらない選択肢」も考えてみると良いかもしれません。


🧾 4. 審査を通過した後の安心感と、返済計画の現実味

我が家も正直「年収的に厳しいかも…」と心配でしたが、事前審査でOKが出たときはホッとしたのを覚えています。

ただ、その瞬間から「返済していけるのか?」という別のプレッシャーも。

そのため、審査通過後は以下のようなことも並行して考え始めました:

  • 無理のない借入額だったか再チェック
  • 毎月の生活費・教育費とのバランス見直し
  • 固定金利との比較再検討(借換シミュレーション)

💬 まとめ:住宅メーカー指定ローンは「時短・安心」でも「比較」が大事

結果として我が家は、住宅メーカー指定の金融機関(JAバンク)でスムーズに審査を通過し、安心してローン契約を進めることができました。

ただし、「そのまま流されるのではなく、自分たちでも比較すること」は本当に大切です。


🗨️ コメント募集

住宅ローンの審査って、本当に緊張しますよね。
あなたはどんな審査を経験しましたか?
「この書類でつまずいた」「実はリボがネックだった」など、体験談もぜひ教えてください!

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